事業内容
日本においては、1950年代の高度経済成長期に環境破壊が深刻化した。社会は経済的利益と生活の利便性を享受してきたが、一方で工業化のおける大気汚染や水質汚濁、また産業社会における大量生産と廃棄による資源循環問題、化学物質管理など環境問題が生じた。加えて、急激な気候変動や生物多様性の危機も深刻化し、持続可能な人と自然が共生する地球社会の実現に関連する課題は増え続けている。一刻を争う、人類と地球の重大事である。
地球環境問題の要因を作っているのは私たち人間である。そこで、当財団は、地球環境問題解決に寄与する人材の育成を図り、「人と自然が共生する地球社会」という理念のもと、持続可能な環境づくりに寄与する目的を達成するために、当財団が指定する大学に在学して環境を学ぶ大学生に対し学業支援を行う。